地球を家とし、世界を友として

協会概要ABOUT

協会について

日本海外協会は移住者、定住者、帰国者支援を行う一般社団法人です。

江戸時代の鎖国から解き放たれた日本は、文化、経済、軍事、全てにおいて欧米とは格段の差がある現実を知ることとなりました。 一次産業の農業においても技術、品種改良、農業、土木に欧米とは顕著な差が見られ、山間地、寒冷地の多い地形も相まって生産性が上がらず過剰な労働力の移行先に明治政府は困っていました。 都市部の三次産業、二次産業もまだまだ発展途上で働き先は海外に求めるほかありませんでした。 人口過剰県から過少県への移動、人口過剰国から過少国への移動は双方にとって利益になりますが、残念なことに受入国の人種問題、労働問題、宗教上の問題など様々な摩擦も伴うこととなります。 インディオしかいないアメリカを考えることができるでしょうか?アイヌの皆さんしかいない北海道がイメージできますか?
日清、日露、第一次世界大戦に勝利した日本は身の程知らずの第二次世界大戦で完膚なきまで叩きのめされ、食べ物も生産設備もなく明治維新時と同じく海外に活路を求めることとなりました。外務省は1954年1月財団法人日本海外協会連合会(海協連)を設立、 初代会長は村田省蔵、副会長は坪上貞二とそうそうたる人材を人選、国策として移民を行いました。各都道府県の移住課や海外協会が移民の募集と選考を行い、海協連が移民の送り出しと移住後のアフターケアを担当しました。1963年7月海協連は特殊法人海外移住事業団と統合、その後2-3の統合を繰り返し、国際協力事業団、国際協力機構(JICA)となっていきます。 当協会は1966年(昭和41年)「社団法人海外移住青年協会」として発足し、1979年(昭和54年)「全国海外協会連合会」(初代会長 金丸 信氏)と合併。「社団法人日本海外協会」となり、現在に至ります。 (初代会長 千葉 三郎氏・二代目会長 岸 信介氏・三代目会長 安部 晋太郎氏)ブラジル、パラグアイ等、主に南米移住に係る仕事から始まり、日本と海外の橋渡しを有形無形にサポートする活動を続けてきたが近年活動の主体は帰国者支援に軸足を移しつつあります。

協会概要

法人名 一般社団法人 日本海外協会 Japan Overseas Council
設立 1966年(昭和41年)5月18日
役員 代表理事 林 隆春
理事 橋本 秀吉
理事 佐藤 貞茂
監事 武藤 博丈
所在地 〒491-0858 愛知県一宮市栄四丁目11番14号
連絡先 TEL.0586-48-5413/FAX.0586-43-3220
E-mail:info@nihon-kaigaikyoukai.com
HP:https://nihon-kaigaikyoukai.com
口座情報 みずほ銀行 新宿南口支店 普通 口座番号1035104 一般社団法人日本海外協会

協会のあゆみ

1966 社団法人海外移住青年協会発足
1978 ブラジル日本人移住70周年記念式典出席
1979 社団法人日本海外協会として再編。アマゾン日本人移住50周年記念式典出席
1988 ブラジル日本人移住80周年記念式典出席
1989 アマゾン日本人移住60周年記念式典出席
1997 メキシコ日本人移住100周年記念式典出席
1998 ブラジル日本人移住90周年記念式典出席
1999 アマゾン日本人移住70周年記念式典出席
2008 ブラジル日本人移住100周年記念式典出席
日中青少年交流年認定事業として内モンゴル自治区クブキ砂漠に植林活動を実施
中華全国青年連合会と共同事業のための協議書を締結
四川省大震災復興支援活動に対し、中華全国青年連合会より感謝状を拝受